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カチオンフレーム工法脱型型枠仕様

カチオンフレーム工法脱型型枠仕様とは

世界有数の森林国に住む私たちにとって、森林資源を利用し、健全な森林を次世代に繋げていく事は大変重要な役割です。
その利用の一つとして、スギやヒノキを使用した国産材合板に取り組む事も欠かす事は出来ません。

しかし、これまで利用してきたラワン合板と比較しますと、その性能に大きな違いがあります。
主な違いは、国産材合板は吸水率が高いために変形を生じやすく、強度が低下してしまう事です。

これは木材の性質上避けられない特徴です。

そうした性質を持った国産材合板を、カチオンフレーム工法(脱型型枠)は、高い品質精度と施工性を実現する、国産材合板の施工に最適な支保工法です。

カチオンフレーム工法脱型型枠仕様

国産材合板と従来の支保工

国産材合板の原材料となるスギやヒノキは、ラワン合板と比較すると木材に含まれる空気層が多いため、天候や湿度の変化によって含水率の影響を受けやすくなります。

木材は含水率が低い方が強度(ヤング係数)が高いので、合板工場から出荷した時点で強度が高くても、自然環境を受けやすい土木現場では、使用する時点で強度が落ちる事になります。
更に含水率の変化によって、ソリや歪みを生じてしまいます。

このような性質を持った国産材合板を使って、従来の支保工で施工した場合、合板と鋼管を拘束する事が出来ないため、合板のソリや歪みを抑えて出来型精度を上げるのは大変困難になります。

従来の型枠支保断面 イメージ図

国産材合板と従来の支保工

合板の矯正に最適なカチオンフレーム工法

変形を起こしてしまった合板を矯正するためには、水平方向に平割材を使って釘で固定させます。これによって合板の細かな歪みを矯正する事が出来ます。

しかし平割材にもソリがありますが、カチオンフレームで固定する事により、平割材のソリを矯正し、確かな強度と品質精度を出す事が可能になります。

カチオンフレーム工法 イメージ図

合板の矯正に最適なカチオンフレーム工法

合板の矯正に最適なカチオンフレーム工法

施工に関して

場所を取らずに優れた施工性

カチオンフレーム工法は、全ての材料が軽く組立てやすいので誰でも簡単に組立てする事が出来ます。
脱型後には転用はもちろん、残存型枠の内部支持材として再利用する事も出来ます。

仮設資材がコンパクトになります

型枠面積100m²あたりに使用する平割材幅10.5cm×厚さ4.5cm×長さ×4mは、約80本程度ですので現場の資材置き場で場所をとりません。また、カチオンフレームの長さは1.14mですので、コンパクトに1つのパレットに収まります。

型枠面積100m²あたりの資材
(型枠合板は除く)
  • 仮設資材がコンパクト
  • 仮設資材がコンパクト

型枠構造

型枠外側
  • 型枠外側
  • 型枠外側

型枠外側

型枠内側
  • 型枠内側
  • 型枠内側

型枠内側

組み立ての流れ

  1. STEP 1

    カチオンフレームを連結する。

    カチオンフレームを連結する。

  2. STEP 2

    平割材と合板を釘で固定する。

    平割材と合板を釘で固定する。

  1. STEP 3

    Pコンを高ナットで締め付ける。

    Pコンを高ナットで締め付ける。

  2. STEP 4

    カチオンフレームをボルトと高ナットで固定する。

    カチオンフレームをボルトと高ナットで固定する。

キャットウォーク足場

キャットウォーク足場のブラケットを設置ためには、水平方向に単管が必要になります。
その単管を固定するクランプは、単クランプを使用します。
セパ固定されたカチオンフレームのφ10mm穴へ、単クランプを3/8ボルトと高ナットで確実に締めます。
ブラケットの間隔は1.8m以内でご使用ください。

キャットウォーク足場

キャットウォーク施工事例

  • キャットウォーク施工事例
  • キャットウォーク施工事例
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  • キャットウォーク施工事例

耐久性の試験

強度特性の検討

カチンフレームを脱型型枠の支保材として利用する時は、カチオンフレームに空いているφ10mmの穴に3/8ボルトで単クランプを締め込む為、カチオンフレームの強度とカチオンフレームを支持している六角ボルトビス、3/8ボルト、高ナットの強度確認が必要である。また脱型型枠は転用する事から、繰り返し加える荷重に耐えなければならない。
そこでキャットウォーク足場の試験体を作成し、静岡工業技術研究所にて強度特性を検証した。

試験状況
試験状況
強度特性の検討

カチオンフレーム1本に対し、ピーコン、3/8高ナット、3/8ボルトを2カ所で固定し、3本の平割材の場所に六角ボルトビスでフレームを固定し、試験用の足場ブラケットを設置した。

強度特性の検討

繰返し垂直荷重試験

圧縮試験機により2940Nの垂直荷重を100回繰返し加え、除加後に各部材の「緩み」「破損」「変形」の有無を確認した。

試験結果

緩み、破損、変形は認められなかった。

使用部材

  • カチオンフレーム
  • 六角ボルトビス
  • 単管及びブラケット
  • W3/8ボルト2本、高ナット
  • ピーコン
試験後の使用部材
試験後の使用部材

その他の仕様

木製残存型枠に最適平割材仕様

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木製残存型枠に最適合板仕様

合板仕様

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